監督キャスリン・ピグローの、1967年デトロイトで起きた暴動を描いた作品。この監督の作品、ハートロッカーという爆弾処理班を描いたものがちょっといまいちだったことと、前回見た映画が最悪の『関ケ原』で、過度の期待をしないように心がけて出かけたのだが、久々に緊張感と感動の残る作品だった。
アメリカという国はすごいなぁとこういう映画を見ると思う。もちろんスターウォーズとか回数を重ねるたびにつまらなくなる映画なども見たうえでの感想なのだが、流行りのCGを駆使した映画と、このデトロイトのように、社会に問う主題を持つ重厚な映画の存在がアメリカの懐の深さを伺わせるような気がしてならない。次は『ペンタゴン・ペーパーズ』かなぁ。
2018年1月31日水曜日
2018年1月24日水曜日
群馬県太田市世良田
世良田東照宮 |
驚いたのは、この女性の義母の葬儀。団地の集会所でささやかに営まれた葬儀でありながら、筆頭に飾られた花輪の名義は、『〇〇徳川家〇〇代 徳川○○』 。なんでもこの女性のご主人の祖父か曾祖父が、日本のスポーツ振興に尽力したとかで、百科事典にも載っていた人らしい。さらに、この女性の旧姓も剣豪として有名な姓であり、遠くその剣豪との繋がりがあるということで、家系という異次元の、人を計る物差しの存在を身近に感じたような気がしたことを思い出した。
さて、埼玉と群馬を繋ぐ上武国道。群馬から埼玉へ向かう途中の太田市のはずれに、世良田という地名があり、そこには全国に約130社あるという東照宮の一つがあり、徳川という地名もある。徳川家発祥の地だそうである。家康の数代前にこの地を離れた遊行僧が三河の松平郷へ流れて行き・・・・・ということらしいが、所詮は武家の家系などあてにはならない。征夷大将軍には源氏の家系が必要であるためにであったのか。
そんなことを詮索する前に、隆慶一郎の『影武者徳川家康』を読む。主人公の家康の影武者の名前は、世良田次郎三郎。
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