日本において、古来美男と言えばこの人か。古今集の『よのなかに たえてさくらのなかりせば はるのこころは のどけからまし』や、百人一首の『ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれなゐに みずくくるとは』など、歌人として有名であり、伊勢物語の主人公とも比される色男である・・・・・らしい。
私が高校時代を過ごした滋賀県高島郡マキノ町在原(現 滋賀県高島市)には、晩年の業平が隠棲したという伝説があり、同町には業平の墓も存在する。冬場にあっては通学も不便なほどの山里である。その山里出身の才女は今頃何をしているのだろうか・・・というのは余談ではあるのだが・・・
その在原業平の末裔が、箕輪城主長野業正(業政)・・・これも伝説の域を出ないのだが、滋賀と群馬、何と無くつながるような気がして喜んでいるのは私だけかもしれない。ただし、この長野氏は石上物部説もあり、貫前神社や磯部の物部氏の存在を考えれば、その方がまだ真実味があるのかも知れない。
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