陽ざしが暖かいせいもあって、今日は午前中に映画『ペンタゴンペーパー』を見に出掛け、帰りに一気に白井宿を目指す。
街並みの八重桜が咲き始め、満開の混雑時に比べれば人も少なく、白井宿散策には最高の日和。
きっかけは、藤沢周平の小説『密謀』(上下2巻)。上杉を名乗る前の長尾氏の祖は、相州鎌倉郡長尾ノ荘に居住した平景明に始まる。景明の子景弘がはじめて長尾次郎を名乗った。その後諸国に散った長尾の家系の中に、上野国に土着した白井長尾があり・・・・・
という記述があって、さらに数代を重ねて上杉謙信まで至る。
戦国期の群馬は、武田、上杉、北条、箕輪の長野、戦の絶えない地域であったことをこの白井宿の八重桜を見ながら思うのは粋ではないとは思うのだが。
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