富山県が出身の母は、小さいころによく 木之本の地蔵さん の話をしてくれた。どうやらこの木之本の地蔵さんは声を出すらしいのだが、話の詳細は忘れてしまった。当時は木之本町がどこにあるかもわからないまま聞いてはいたが、中学から高校にかけて父親の仕事の関係で滋賀県の北西部に住むことになり、地図の右上、滋賀県の北東部にその町があることを知った。
実際にその時宗の寺、浄信寺、木之本地蔵院を訪ねたのは成人してからのことで、その規模の大きさと、7世紀天武天皇の時代の創建と知って驚いたのを覚えている。
その木之本町から前橋に、邦楽器に使う絹の原糸製造保存会の人々が訪れ、繭から糸を手繰りだす実演が披露された。
ヤマダグリーンドーム前橋サブイベントエリアで開催された『日本の技体験フェア』。やけに駐車場が一杯で車を止めるスペースが足りず、河川敷の駐車場に止めて歩く・・・・・風が強くてけっこう辛い。なんのことはない、日曜日、前橋競輪の開催と一緒で車が一杯だったことに気付く。
おばちゃんが、鍋の中で茹でられた繭から糸を手繰りだす。最後に残った薄膜の中にある蛹は乾燥させて粉末にして魚釣りの餌にもなる。スズメバチの幼虫のようにたべられるかどうかは知らない。
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