変な番組だなぁと思いながら聞いていた。天気予報ではなく、気象通報。ただ淡々と気温、風速、風向、気圧、天気、正確に言えばこれも順序があるのだが・・・
『石垣島では』と始まり、日本各地約30市町村。前橋も入っていることには少し驚き。さらにサハリン(樺太)からロシア沿海州、韓国、中国、台湾、フィリピンから小笠原、最後は気温だけの富士山山頂で終わり、船舶からの通報や、漁業気象となると、低気圧や高気圧の位置、温暖前線、寒冷前線、閉塞前線の位置などにも及ぶ。
高校時代、山岳部の連中が天気図を作ると言っていたことを思い出すと、この番組の使われ方も何となくわかるような気もする。天気図作成用の白地図も売られているようで、アナログの世界が残っているのかと思いきや、なかなかどうして。Wikipediaによれば、この音声は合成で、それだけでも驚きものだった。
こんな番組をじっと聞いているというのは一種異様な物らしく、家内はわかってはいても、ドライブのときなどは退屈そうにしている。『これはね、東アジアに展開している日本の情報機関員に指令を出しているんだよ』などと言ってみても、日頃から私のホラに慣れている家内は反応しない。
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