NHK第二、カルチャーラジオで12回にわたって放送される『虫たちの不思議な世界』。1回約30分の間、小松貴先生がとつとつと話し続ける虫たちの世界。
この中で語られる虫の名前を覚えることは至難の業で、オドリバエくらいしか思い出せない。Wikipediaでオドリバエの項目を見てみると、その特異な求愛行動が書かれていて、小松貴先生の話はさらに詳細で、思わず人間の求愛行動と比べたりして興味は尽きない。
また、初回であったか、浦安近辺にしか生息しないやたらと長い名前の絶滅種を挙げ、この付近一帯にできた娯楽施設を、○○○虫虐殺ランドと研究者仲間が言っているなどという話を、ごく真面目に語っているのには思わず笑ってしまった。実際には深刻な話であることは回数を重ねるうちにわかってはくるのだが、虫の研究というマイナーな分野で、これほど面白く感じられる講義もないのではと思う。あと2~3回を残すのみとなったが、この番組は最後まで聞いてみたい。
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