2020年4月1日水曜日

WHOのテドロス

 今年2月、このブログに『あいつは何しに中国へ』という記事を書いた。テドロスというWHOの事務局長は、世界にとって犯してはならないほどの失政を行った。それが今の世界の状態を招いたと言ってもいい。それも今となってはタラレバの話しで、取り返しはつかないのだが。

 しかし、彼の名誉を守るわけではないが、本当の原因を求めるならば、やはり中国の政策、戦略に関わらなければならないと思う。本来であれば国連とその機関への拠出金は、自国への有利な政策を導入するものではなく、さらに加盟国だけではなく、全世界的な視野に立って拠出されるべきもののはずだ・・・と言うのは理想論で、実は国連自体が第二次大戦以降の歪んだ体質を抱えている。

 WHOの事務局長の選出基準は何か? それがもし拠出金の多い国の意向で、なおかつその国に有利な政策を進めるとしたら、本末転倒と言うよりも世界的な犯罪に等しい。歴史時代も含めて中国という国は、君主のあるべき姿、民のあるべき姿をあらゆる面から知識として醸造してきた国だと思っているのだが。


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