自民党の総裁選は、事実上菅官房長官に決まったものと思われている。何しろ総裁選挙は二通りの選挙方法がある。その異常さと言うのか、自由民主党党員をバカにしている決まりを堂々と通す方も、黙っている党員もどうにかしている。自由民主党のホームページの入党の欄を見れば、入党後二年以上経過して、党費を払っていれば総裁選挙の投票ができるはずで、それが出来ないというのは詐欺以外の何物でもない・・・と言っても、私は別に党員ではないし、地方票は元々限られた数字しか反映されず、党員の総意でもない。今回の安倍首相の退陣に伴う次期総裁選びは、久しぶりに妖怪などと言われる人が活躍して、本来の自由民主党の姿を取り戻したように感じられた。これでなくては自由民主党とは言えない。
さて、後継総裁となるだろう菅官房長官には、これで汚れたイメージが付いてしまった。71歳、国政の歴史に首相として名を残す最後のチャンスでもあり、官房機密費の額を知っている数少ない政治家として、1期だけの短命でもと思って立候補したのではという憶測も感じられる。小泉元首相でさえ、当初は首相に就任したら官房機密費の使途を公開すると言いながら、就任してその額を知った後は一切そのことには触れなかった。領収書も何もいらないこの官房機密費は、その使途が解れば国民の怒りが爆発するのではないだろうかとは思うが、今はそんなことはどうでもいい。
あの菅さんの顔、年齢 。また各国の首相が顔合わせをするときに、日本の首相だけが見劣りすることは間違いない。どうせ汚れた総理大臣だからしょうがない。飛行機のタラップを駆け下りたかつての英国の首相を思い出す。それをまねて、菅さんがこけるところだけは見たくない。せめて首相は50代にしてくれ。
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