2017年4月21日金曜日

さきたま古墳群


 久しぶりに訪れた 『さきたま古墳群』 は、桜も終わり、新緑の季節を迎えようとしていた。駐車場から石田堤を経て、かつて石田三成が本陣を置いた丸墓山古墳へ。

 丸墓山の頂上から見る辛亥名の鉄剣で有名な稲荷山古墳は、前方部の土盛りも自然な形に修復され、前方後円墳の形を取り戻していた。 また 丸墓山からは、行田市街と忍城が遠望でき、豊臣方の忍城水攻めの雄大さを想像できる。

 この忍城水攻めの攻防を描いた 『のぼうの城』 は、本屋大賞を取っただけあって面白い。でも、野村萬斎主演の映画はいただけない。あの野村萬斎の賢しら顔はどうにも 『のぼう様』 にはそぐわない。映画を壊す。

 もう一つ、この古墳群を世界遺産にという試みがあると駐車場の近くに大きな看板があるのだが、相当無理があるのではと思う。著名な出土品といえば辛亥名の鉄剣くらい。せっかく古墳公園として整備が進んでいるわけだから、、古代への思いを馳せる場として今後の調査や研究の進展を見守る程度で十分ではないかと思うのだが・・・・・
 

2017年4月5日水曜日

散歩道

桜の開花から4日目、暖かい日が戻ってきた。手前は坂東太郎利根川の流れ。

 この左右に橋があり、この間をトコトコ歩くとほぼ30~40分。こちら側は自転車道が整備され、埼玉県行田市から渋川までの67km。サイクリングロードマップが県のHPからダウンロードできる。

 ただ散歩は健康にいいとは言われても、続けることが難しい。当初一日30分以上と言われたことは、歩いてみるとわかって、真冬でもそれくらいで身体が温まってくる。ちょうど運動場から橋を渡って一周すると30~40分で、余裕のある時には一周400~500mの運動場を周回して距離を延ばす。雨の降りそうな時は運動場の周回(一周8~10分)だけで済ますこともあって、この運動場の存在が三日坊主の飽きっぽさをなんとかしてくれているように感じている。雨の日や風の強い日はお休み。歩かないことがストレスになりかけたら大丈夫なようで。

愛と哀しみの果て

 この本が郵送されてきた午後、BSで 『愛と哀しみの果て』 が放映されていた。ゴングヒルにあるカレンブリュクセンミュージアム、懐かしい景色とスワヒリ語。

 そのケニアに定年退職後に渡り、4年間の滞在を経てキクユ(ケニア最大の部族)語、マサイ語を習得、言葉やことわざをまとめあげたもの。悠々と、無限に、日々の暮らしという面のうえを反復し、旋回する・・・・・

 

2017年4月4日火曜日

だし巻き卵

この桜の季節に何をしているかというと、小さな卵焼き用のフライパンを買ってきて厚焼き玉子に挑戦。練習用に1パック100円くらいの玉子を買ってきていざ出陣!

 玉子3個にだしを入れ、酒と塩少々、砂糖を入れると焦げちゃうから、それは少し慣れてから・・・・・。

 玉子の混ぜ方もコツがあるようで、白身を切るように少しずつ・・・・・これも数をこなさないとよくわからない。

 NHKのきょうの料理や、数ある料理のHPを見ても焼き方がわからないけれど、ユーチューブが一番わかりやすく参考になる。動画を見ているとあっという間に出来上がるのは、熟練の技故であって素人はそうはいかない。

 最初は惨憺たるもので、暗闇で食べる分にはいいけれど、盛り付けを考えるとNG。何度かやっているうちに出来上がったのがこの写真。表面の滑らかさと、切り口のきれいさをさらに求めるならば、火の加減と作業の的確さが要求される。

 玉子の右側には、焼き明太子と大葉を添えて出来上がり。花冷えの夜に熱燗を添えて。

   

がんばれおじちゃん

 どうにも評判は悪いのだが、なぜか憎めない奴がいる。独特なヘアスタイルはヅラではないかとも思われるが、金はある、何人目かの女房はすこぶる若く、どうにも奇麗でしょうがない。握っている権力は地球最大。こんな男を嫌う奴らは、一にぶ男二に貧乏人と決まっている。女性にも評判が悪いらしい。そりゃそうだ、あいつは何で私を選ばずにあんな女を選んだのかと思うと腹も立つだろう。考えてみると、どれくらいの人間が、地球規模でこの男の失敗を望み、奈落の底に落ちていくことを願っているか。

 ただふと思うに、あれはどう見ても男の憧れを具現化したものではないか。もしそうであれば、何年か先にお亡くなりになった時には、神社に祭り、神として崇めても罰は当たるまい。神名は、西洋花札大明神。だいたい男として生まれたからには、ああなりたいというのが誰しもの本音ではないだろうか。がんばれおじちゃん、反動は大きいかも知れないが、あの国はまだまだ進化を遂げるであろうし、進化を遂げなくてはならない自由の象徴のようなくにである。