どうにも評判は悪いのだが、なぜか憎めない奴がいる。独特なヘアスタイルはヅラではないかとも思われるが、金はある、何人目かの女房はすこぶる若く、どうにも奇麗でしょうがない。握っている権力は地球最大。こんな男を嫌う奴らは、一にぶ男二に貧乏人と決まっている。女性にも評判が悪いらしい。そりゃそうだ、あいつは何で私を選ばずにあんな女を選んだのかと思うと腹も立つだろう。考えてみると、どれくらいの人間が、地球規模でこの男の失敗を望み、奈落の底に落ちていくことを願っているか。
ただふと思うに、あれはどう見ても男の憧れを具現化したものではないか。もしそうであれば、何年か先にお亡くなりになった時には、神社に祭り、神として崇めても罰は当たるまい。神名は、西洋花札大明神。だいたい男として生まれたからには、ああなりたいというのが誰しもの本音ではないだろうか。がんばれおじちゃん、反動は大きいかも知れないが、あの国はまだまだ進化を遂げるであろうし、進化を遂げなくてはならない自由の象徴のようなくにである。
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