TVニュースを見ていると、麻生財務大臣の帽子姿が気になる。本人はおしゃれのつもりかも知れないが、どうにもその場にそぐわない。野暮ったいと言うのか、品がないというわけでもないのだが。欧米のニュースか何かで、ジャパニーズマフィアのボスとか言われたり、まぁ猿真似的に評価されたこともあったように思う。
本人はどこかで『俺は育ちが悪い』と言っているらしいが、確かにどこから見ても悪相という表現がぴったりで、あの悪相はどこからくるものかとその経歴や家族、親族、を見ると、藤原鎌足まで遡れるのではないかという麻生家の筋目の華麗さと、幼少期からの経歴に驚かされる。政治屋として生きることで、その悪習と悪癖があの悪相を形作っているようにも思え、評論家にでもなって、一度悪相を生む世界を俯瞰してみることで本来の筋目の良さが蘇るかも知れない。
まぁどうにもこうにも悪ぶってみても粋がってみても、野暮は野暮。先生方の好きな表現を借りれば、粛々とその職責を果たすことに全力を傾けた方が、粋とは言われないにしても、野暮だという人はいないと思うのだが・・・・・粛々という言葉には、傍若無人という意味はないということを蛇足として付け加えたい。
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