どれくらいの国民が、次回の消費税の仕組みを理解しているのか。と言われても、税金の仕組みなど複雑なだけで、細部まで理解しているのは、お役人様くらいであろうと思われる。
さて次回の消費税、日本独特の調味料、味醂(みりん)について。本みりんは10%で、みりん風調味料は8%の消費税がかかるとか・・・これはどう考えても余程の馬鹿の発案かと思うのだが、では本みりんとみりん風調味料の何が違うのかというと、アルコール濃度。みりんはかつて、甘みのある高級酒として飲まれていたというしろもので、アルコール濃度は14%前後。対してみりん風調味料はアルコール濃度も1%未満と低く、本みりんに比べて発酵腐敗が早い。(Wikipedia)まぁとにかく、酒税法とからんでいるということか。
漢の高祖劉邦は、秦の万般仔細に及ぶ上に苛烈な法律を改めて、法三章(後世、法三章は簡便な法律を表す法諺となっている)を提示する。そこまで簡潔にしろとは言わないが、簡潔にできないのであれば、こんなわかりにくいものは廃止して、役人の給料を下げた方が簡潔である。ただし、この役人と言うものは、給料が安いと腐敗が早いらしい。
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