2019年6月16日日曜日

たかが通販屋の分際で

 上得意様というDMが届く。んなわけねぇだろ、一回しか買ったことないし。とかなんとか思いながら、お得ではないかと心が少し動く。プレミアム会員なんていうと、やはりそのお得さかげんを普段の買い物と比べてみることもある。

 それはいいのだが、点数評価などと言われると心の琴線に触れるものがある。琴線などという繊細なものは本来持ち合わせてはいないはずだが、それを黙って受け入れるほどの寛容さはもっと持ってはいない。

 たかが通販屋に、SNSの交友関係まで掴まれて、人間性を評価されるような無礼は許せないし、高得点を喜ぶ人間は軽蔑する。勿論僻みの感情も持ち合わせている。

 そのうち、スマホを持っていない人間は、最下級の集団にランクされ、位置情報を現さない人間は、犯罪予備軍としてマークされることになるのではないかという不安。何も生産しないGAFAと言われる会社の連中の思いのままに人間がランクされつつある今、抵抗するためには限りない不便さと孤独を味わうことになるのかとは思うが・・・

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