何とも無粋な話ばかりで面白くない。春爛漫の桜の木の下で、田舎者が悦に入り、オラが総理と歓談する。そんな場に呼ばれたことを吹聴し、記念撮影をして孫子の代までの自慢話。ついでに総理のおっかぁが呼んだ仲間も一緒に。日本の首相のレベルはその程度かと嘆く。
よほどまずいと思ったのか、官僚の書類処理の迅速さは、シュレッダーの処理能力も手伝って、超高速。腐った官僚を処理する能力は低いのだが、また運の悪い数人がどこかへ飛ぶんだろうなぁと思う。
そんな所へ、中曽根元首相の訃報が届く。地元群馬県に住む者として、この人はすごいなぁと思ったことが一つ。地元の後援者の一人が、『中曽根さんはすごいんだけんど、地元にはあんまりやってくれねぇんだ』と言ったこと。
政治家が、本来の政治家として生きることの難しさを感じるとともに、明治維新から日本を作り続けた長州政権の領袖でさえあの程度かと思うと、先が思いやられる。
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