2016年11月22日火曜日

散歩道


    歩くというのは身体にいいとはわかっていても、続けることは難しい。雨が降ったり風が冷たかったりすると、何か言い訳しながらさぼってしまう。新緑の時、紅葉の時、景色を楽しみながら、季節を自然を感じながら歩くのは楽しいのだが、健康のためとか体調を維持するためにという義務的なものを感じると嫌になってしまう。

 さてと、そんな散歩の時には、なるべく楽しいことを考えながら歩くようにはしているが、時折嫌なことも考えながら歩くこともある。今日は歩きながら日銀のことを考えていた。

 物価2%上昇を目標値としていた日銀。日銀ってのはそんなことも出来るのかい、とかその時は思ったのだが、案の定、私の在任中は無理とか総裁が言っていた。そんな時に渡の船とかで、トランプさんの大統領当選。株は上がるわ円は安くなるわ。運も実力のうちとは言うものの、余りにお粗末な結末というしかない。

 市中に豊富に資金をつぎ込むとかでチョコマカ動いている日銀も、我々貧乏人の可処分所得が増えるということには無頓着らしい。税金は上がるわ社会保険料は上がるわついでに給料は上がらないわで、どうやって景気なんか良くなるものか。今回の物価目標の流れは、日銀の無能さを証明した、ほんの氷山の一角と思えるんだけど。

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