2020年4月1日水曜日

オイルショック時のトイレットペーパー、洗剤パニック

 昭和49年前後、私は千葉に住んで新聞配達をしていた。オイルショックの時期にガソリンや灯油の値段に関しての実感はなく、洗剤とトイレットペーパーの不足を叫ぶ世間にも冷めた気分を味わっていた。それもそのはず、不足していると言われた洗剤もトイレットペーパーも、会社の倉庫には山ほど積まれていたからである。さらに注文すれば、注文しただけ送られてきていた。朝刊を配り終えれば一休みして、日中からその洗剤を持って新聞の拡張に出れば、すんなりと契約は取れた。

 洗剤メーカーも、テレビでは生産は通常通りと言ってはいたが、後日、生産と在庫『調整』をしたことが明らかとなり、モーニングショーで謝っている姿が映し出された。全てがデマから始まったことで、それをマスコミが煽る役目を果たしたことも間違いではない。発端は大阪のダイエーであった。その大阪のニュースが全国に広まり、終息に約6ヵ月を費やしたと記憶している。ダイエーは潰れたが、片棒を担いだマスコミは未だに健在で、物価の値上げと消費者の混乱に貢献している。

パルミジャーノ・レッジャーノ


今、たべてみたいもの。

WHOのテドロス

 今年2月、このブログに『あいつは何しに中国へ』という記事を書いた。テドロスというWHOの事務局長は、世界にとって犯してはならないほどの失政を行った。それが今の世界の状態を招いたと言ってもいい。それも今となってはタラレバの話しで、取り返しはつかないのだが。

 しかし、彼の名誉を守るわけではないが、本当の原因を求めるならば、やはり中国の政策、戦略に関わらなければならないと思う。本来であれば国連とその機関への拠出金は、自国への有利な政策を導入するものではなく、さらに加盟国だけではなく、全世界的な視野に立って拠出されるべきもののはずだ・・・と言うのは理想論で、実は国連自体が第二次大戦以降の歪んだ体質を抱えている。

 WHOの事務局長の選出基準は何か? それがもし拠出金の多い国の意向で、なおかつその国に有利な政策を進めるとしたら、本末転倒と言うよりも世界的な犯罪に等しい。歴史時代も含めて中国という国は、君主のあるべき姿、民のあるべき姿をあらゆる面から知識として醸造してきた国だと思っているのだが。


2020年3月7日土曜日

虫たちの不思議な世界

 NHK第二、カルチャーラジオで12回にわたって放送される『虫たちの不思議な世界』。1回約30分の間、小松貴先生がとつとつと話し続ける虫たちの世界。

 この中で語られる虫の名前を覚えることは至難の業で、オドリバエくらいしか思い出せない。Wikipediaでオドリバエの項目を見てみると、その特異な求愛行動が書かれていて、小松貴先生の話はさらに詳細で、思わず人間の求愛行動と比べたりして興味は尽きない。

 また、初回であったか、浦安近辺にしか生息しないやたらと長い名前の絶滅種を挙げ、この付近一帯にできた娯楽施設を、○○○虫虐殺ランドと研究者仲間が言っているなどという話を、ごく真面目に語っているのには思わず笑ってしまった。実際には深刻な話であることは回数を重ねるうちにわかってはくるのだが、虫の研究というマイナーな分野で、これほど面白く感じられる講義もないのではと思う。あと2~3回を残すのみとなったが、この番組は最後まで聞いてみたい。

2020年2月25日火曜日

気象通報 NHK第二

 変な番組だなぁと思いながら聞いていた。天気予報ではなく、気象通報。ただ淡々と気温、風速、風向、気圧、天気、正確に言えばこれも順序があるのだが・・・

 『石垣島では』と始まり、日本各地約30市町村。前橋も入っていることには少し驚き。さらにサハリン(樺太)からロシア沿海州、韓国、中国、台湾、フィリピンから小笠原、最後は気温だけの富士山山頂で終わり、船舶からの通報や、漁業気象となると、低気圧や高気圧の位置、温暖前線、寒冷前線、閉塞前線の位置などにも及ぶ。

 高校時代、山岳部の連中が天気図を作ると言っていたことを思い出すと、この番組の使われ方も何となくわかるような気もする。天気図作成用の白地図も売られているようで、アナログの世界が残っているのかと思いきや、なかなかどうして。Wikipediaによれば、この音声は合成で、それだけでも驚きものだった。

 こんな番組をじっと聞いているというのは一種異様な物らしく、家内はわかってはいても、ドライブのときなどは退屈そうにしている。『これはね、東アジアに展開している日本の情報機関員に指令を出しているんだよ』などと言ってみても、日頃から私のホラに慣れている家内は反応しない。


2020年2月22日土曜日

厚生労働省へ批判は多いが

 下記の『奥祐筆秘帳』は、文書管理の役人の物語。ペンは剣よりも強しというが、この物語はそのペンが剣を味方につけて、無比の力を発揮する。江戸時代の官僚物語と言っては語弊もあるが、今の世の中のことを理解するには多少のヒントも与えてくれる。それに
何より難しい本を読むよりも面白い。

 さて、厚生労働省の新型肺炎に対する対応が批判を浴びているが、厚生労働省が一番大事にしていることは何か。この省の退職者が綴った一冊の文集がかつてあったのだが、すでに廃棄処分されたと思われる 。曰く、『我々の最大の使命は、一つでも多くの天下り先を作ることだ』。今よりも天下りが楽な時代の話しではある。この後年金問題や、統計問題もあり批判にさらされることになる。

 しかしながら、この体質と前例主義は未だに消え去ることはない。前例主義を大事にする場所に、想定外の問題を解決させようということ自体が無理なのだと思った方がいい。さらにこの厚生労働省の大事にするものは、医師会の意向と大手製薬会社への思いやり。ついでに自民党への思いやり。大事にするものが違うのだから、我々は大事にされていないと『一部の国民』が騒いでもどうにもならない。次回、同じことが起きた場合は迅速で的確な処理が施されることを期待したい。


2020年2月1日土曜日

あいつは何しに中国へ

 李下に冠を正さずという言葉は中国古典由来。その中国にわざわざ訪ねて行って、それからおもむろに新型コロナウィルスによる肺炎に『緊急事態』宣言。

 そんな間に新型肺炎の感染者は1万人を超え、各国に広がりつつある。あのテドロス・アダノムという事務局長は、何のために中国を訪れたのか。

 一般人から見ても、また専門家が見ても、緊急事態宣言が遅きに失したと言われるわけは、本人が一番よく知っていると思われる。