久しぶりに狐狸庵先生、遠藤周作の本を読んだ。下旬に公開される映画にも行こうということになっているので読んだのだが、ちょっとこの暗さは辛いかなぁ。
神道というのは宗教ではないという説を聞いたことがある。では宗教とは何かというと、教祖、経典、戒律等々が揃っているものらしいのだが、それは西洋の宗教学であって、基督教の矛盾を覆い隠す為に、また基督教の絶対優位性を確立するために出来上がった学問による分類ではないかなどということも言われている・・・・・らしい。
神道を沈黙の宗教と言ったのは誰なんだろう。九州は宇佐八幡、この神様は饒舌なようで御宣託をなさるらしいが、日本の他の神様は沈黙を守り続ける。どうせいこうせいとは言わない。だからというか、必然的に神道からこのような小説は生まれない。
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