6月中旬、色付き始めたブルーベリー |
木の楽しみは、毎年季節の移り変わりに花を賞でることにある。果実まで食らおうなどと卑しい心を持つなとは誰が言い始めたことか、武士の庭とはそういうものらしい。ただそれはあくまでも大身の武士の表庭のことであって、裏庭に回れば果樹も野菜畑があっても不思議ではない。
毎年この一本の木に、数は少ないがそれなりに実が付く。実は付くのだが、小鳥との熾烈な戦いが始まる。ふと気付くと、食べごろ寸前の実が奪われる。どうにもくやしいので、今年は最初の実を食べられたことで、対策を練ることにした。ネットを張るとか、糸を張って侵入を防ぐetc. 結局、それじゃ小鳥がかわいそうだということになって、小鳥が一個でもいいから残してくれることを期待する。それでいいのかもしれない。
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