日本において、古来美男と言えばこの人か。古今集の『よのなかに たえてさくらのなかりせば はるのこころは のどけからまし』や、百人一首の『ちはやぶる かみよもきかず たつたがわ からくれなゐに みずくくるとは』など、歌人として有名であり、伊勢物語の主人公とも比される色男である・・・・・らしい。
私が高校時代を過ごした滋賀県高島郡マキノ町在原(現 滋賀県高島市)には、晩年の業平が隠棲したという伝説があり、同町には業平の墓も存在する。冬場にあっては通学も不便なほどの山里である。その山里出身の才女は今頃何をしているのだろうか・・・というのは余談ではあるのだが・・・
その在原業平の末裔が、箕輪城主長野業正(業政)・・・これも伝説の域を出ないのだが、滋賀と群馬、何と無くつながるような気がして喜んでいるのは私だけかもしれない。ただし、この長野氏は石上物部説もあり、貫前神社や磯部の物部氏の存在を考えれば、その方がまだ真実味があるのかも知れない。
2018年4月16日月曜日
2018年4月10日火曜日
白井宿の八重桜
陽ざしが暖かいせいもあって、今日は午前中に映画『ペンタゴンペーパー』を見に出掛け、帰りに一気に白井宿を目指す。
街並みの八重桜が咲き始め、満開の混雑時に比べれば人も少なく、白井宿散策には最高の日和。
きっかけは、藤沢周平の小説『密謀』(上下2巻)。上杉を名乗る前の長尾氏の祖は、相州鎌倉郡長尾ノ荘に居住した平景明に始まる。景明の子景弘がはじめて長尾次郎を名乗った。その後諸国に散った長尾の家系の中に、上野国に土着した白井長尾があり・・・・・
という記述があって、さらに数代を重ねて上杉謙信まで至る。
戦国期の群馬は、武田、上杉、北条、箕輪の長野、戦の絶えない地域であったことをこの白井宿の八重桜を見ながら思うのは粋ではないとは思うのだが。
街並みの八重桜が咲き始め、満開の混雑時に比べれば人も少なく、白井宿散策には最高の日和。
きっかけは、藤沢周平の小説『密謀』(上下2巻)。上杉を名乗る前の長尾氏の祖は、相州鎌倉郡長尾ノ荘に居住した平景明に始まる。景明の子景弘がはじめて長尾次郎を名乗った。その後諸国に散った長尾の家系の中に、上野国に土着した白井長尾があり・・・・・
という記述があって、さらに数代を重ねて上杉謙信まで至る。
戦国期の群馬は、武田、上杉、北条、箕輪の長野、戦の絶えない地域であったことをこの白井宿の八重桜を見ながら思うのは粋ではないとは思うのだが。
2018年3月7日水曜日
世界遺産 富岡製糸場 入口
| 富岡製糸場入口 |
手前から右に左にと駐車場があって、ほとんどの人がこの道を通って製糸場入口に至る。
神楽坂や渋谷の一角で、千円程度のランチが紹介されているテレビを見ていると、あんな田舎のおきりこみなんてうどんのようなどんぶり一杯が千円もすることにも腹が立つ。 久しぶりに司馬遼太郎の『オランダ紀行』のベイラントの自由という言葉を思い出した。オランダの自由というのはすさまじく、スペインとの戦争であっただろうか、敵に武器を売った商人の自由を裁判所が認めたという話である。人の集まる所に店を出すのは自由だろう。 それが世界遺産だろうが何だろうが、自由は自由である。景観?関係ないよ。まぁ風俗店がないだけ良しとするかってところだろうか。
和菓子
| 叶匠壽庵 きんつば |
上生菓子は凍っていることを覚悟した方がいい。最近一番感激したのは、伊香保温泉の温泉饅頭、清芳亭の桜餅だろうか。香りが高く上品な仕上がりで、久しぶりにまた食べたいと思わせる買い物だったように思う。
ということで、県外、特に東京に出る時には和菓子をお土産にとねだることも多い。今回はホテルニューオータニに行くというので、叶匠壽庵のきんつばとあも。感想は、いまいち。品が良すぎてその良さがわからないのか、私の舌がもっと下品なものを求めているのか。きんつばもあもも、一体感がないというのか、何というのか。やはり京観世とか両口屋のおちこちに勝るものはそうそうお目にはかかれない・・・と思う。
2018年2月21日水曜日
一之宮貫前神社 群馬・上野国
| 一之宮貫前神社 |
群馬、上野国の一宮は、当然のように赤城神社と思っていたら、富岡の貫前神社であるという。Wikipediaによれば、赤城神社は元上野国一之宮であり、絹糸の貸し借り(神々の間での話)で上野国一之宮の地位を譲ったらしい。
赤城神社の祭神は大国主命であり、貫前神社の祭神は 経津主命。この二体の主人公(神)は、出雲の国譲りの主人公であり、大国主命は何とも気前がいいというか神(人)がいいというのか、ここでも一之宮という地位を譲っている。
この貫前神社の祭神は経津主命であり、社伝では物部氏の祖神であると言ってはいるが、物部氏の祖神は饒速日命ではないのか・・・・・と疑問が広がっていく。関裕二著『藤原氏の正体』では貫前神社にも触れ、物部系の氏族、磯部氏が祀っていたと伝えている。古事記、日本書紀の世界の話は偽書説もあってなかなか結論を出すのが難しいが、それだけに想像力を掻き立てるものがある。
2018年1月31日水曜日
映画 デトロイト
監督キャスリン・ピグローの、1967年デトロイトで起きた暴動を描いた作品。この監督の作品、ハートロッカーという爆弾処理班を描いたものがちょっといまいちだったことと、前回見た映画が最悪の『関ケ原』で、過度の期待をしないように心がけて出かけたのだが、久々に緊張感と感動の残る作品だった。
アメリカという国はすごいなぁとこういう映画を見ると思う。もちろんスターウォーズとか回数を重ねるたびにつまらなくなる映画なども見たうえでの感想なのだが、流行りのCGを駆使した映画と、このデトロイトのように、社会に問う主題を持つ重厚な映画の存在がアメリカの懐の深さを伺わせるような気がしてならない。次は『ペンタゴン・ペーパーズ』かなぁ。
アメリカという国はすごいなぁとこういう映画を見ると思う。もちろんスターウォーズとか回数を重ねるたびにつまらなくなる映画なども見たうえでの感想なのだが、流行りのCGを駆使した映画と、このデトロイトのように、社会に問う主題を持つ重厚な映画の存在がアメリカの懐の深さを伺わせるような気がしてならない。次は『ペンタゴン・ペーパーズ』かなぁ。
2018年1月24日水曜日
群馬県太田市世良田
| 世良田東照宮 |
驚いたのは、この女性の義母の葬儀。団地の集会所でささやかに営まれた葬儀でありながら、筆頭に飾られた花輪の名義は、『〇〇徳川家〇〇代 徳川○○』 。なんでもこの女性のご主人の祖父か曾祖父が、日本のスポーツ振興に尽力したとかで、百科事典にも載っていた人らしい。さらに、この女性の旧姓も剣豪として有名な姓であり、遠くその剣豪との繋がりがあるということで、家系という異次元の、人を計る物差しの存在を身近に感じたような気がしたことを思い出した。
さて、埼玉と群馬を繋ぐ上武国道。群馬から埼玉へ向かう途中の太田市のはずれに、世良田という地名があり、そこには全国に約130社あるという東照宮の一つがあり、徳川という地名もある。徳川家発祥の地だそうである。家康の数代前にこの地を離れた遊行僧が三河の松平郷へ流れて行き・・・・・ということらしいが、所詮は武家の家系などあてにはならない。征夷大将軍には源氏の家系が必要であるためにであったのか。
そんなことを詮索する前に、隆慶一郎の『影武者徳川家康』を読む。主人公の家康の影武者の名前は、世良田次郎三郎。
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