2016年12月7日水曜日

イスラムについて 1

 イスラム教というと、どうしても原理主義者イコールISということになって、過激な部分ばかりが強調される結果となってしまう。ひどい場合はイスラム教徒イコールテロリストという人もいる。それほどに日本においてイスラム教はわからない。奇異なものであって、理解の範囲を超えている。

 入国審査の書類に宗教を問う部分があって、NONE ない!と書くと変に思われるから、仏教と書いておいた方が無難だからと言われて、Buddhist と書いていた。今までがそうだったから、これからもそう書くだろうが、たぶん Moslem と書いたら、いくら日本人でもどこかの国では入国審査で手間取るように思える。

 いくつかの勘違いや思い込みもあるかも知れないが、その辺は指摘していただければと思いながら書き進める。

 貸金の利息を取らない。イスラムの法の中に、この一章は間違いなく存在する。この一章だけでも欧米との価値観の違いや、経済の成り行きが違う方向に向かうように思える。サラ金の業務を引き継いだような今の日本の銀行では、収益の建てようもないのではと思われる。ではイスラム系の銀行は何で収益を得ているのかというと、投資した企業からの収益の分配。もちろんそれだけでは営業の継続は難しいだろうが・・・・・基本的なスタンスの差は歴然としている。


 

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