アメリカ、ネバダ州ラスヴェガス。なんだかんだと言いながら3度も訪れて、少しはいい思いもしながら、しょぼしょぼと帰ってくる。悪いことにあの町は、楽しみに溢れているから始末が悪い。
朝のうち、連れの社長さんも私も結構儲かっていて、二人の収支はプラス3万ドル以上。『お~い、夕食に寿司屋を予約しておけ』と言われてコンシェルジュにとことこ歩いて行って、レストランの資料をもらってまたカジノへ戻る。
二人の夕食のメニューは、ビール、味噌ラーメンに餃子、野菜炒めetc. 疲れ果てて眠りにつき 、夜中に起きだすと、レストランでコーヒーを飲み、またカジノ。勝てるわけがない。
伊集院静が言うには、『ばくち打ちは、自分のことしか考えない』そうで、ばくち打ちになることは、親不孝そのものであって、まっとうな人間のすることではないらしい。
ところが世の中、そうはいかない。就職も結婚も全てが博打同然。株式市場もまた然り。若いうちから、いや、幼児期から博打の勘を磨いておかないと、とんでもないババを引いてしまうことになる。このババ、ジョーカーと言うと少しあか抜けて、ババ抜きでなければマルチユースのカードともなり得て、必ずしも不幸なカードではない。しかし、人生において、そんなカードを掴むことはまずあり得ない。
さて博打の勝ち方にも、負け方にも、潔さと奇麗さがある。たとえ場末のチンチロリンでさえ、奇麗な勝ち方と汚い勝ち方、また同じように負け方もある。まぁそんなことはどうでも良くて、一つ、日本証券業協会のホームページから、株式相場格言集と言うのを探し出してみると面白い。明日から博打うちの心構えが変わるかも知れない。
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