台湾にある烏山頭ダムと飛騨の御母衣ダムに共通する、ロックフィル工法を調べていると、御母衣ダムを造る時に移植された、『庄川桜』の話しが載っていた。 (Wikipedia) その当時で樹齢400年以上のエドヒガンザクラ (アズマヒガン)。
さらに、帰雲城 (かえりくもじょう・きうんじょう) という幻の城があったことも。この城は、天正13年 (1586年) の天正地震で帰雲山が崩落し、城主内ケ島一族や家臣、領民も含めて他領にいた数人を残して埋没、全滅。未だに城の場所は特定されていないだけでなく、内ケ島氏の領内に金山があったことから、埋蔵金伝説があるなど、歴史へのロマンも広がる。
埋蔵金はまた後日、本日はその御母衣ダムにまつわるエドヒガンザクラ移植の話を題材にした、水上勉の小説、『櫻守』。このブログでも書いた埼玉県北本市のエドヒガンは、樹齢200年程度。開花寸前にはつぼみが淡いピンク色に染まり、開化の後は白い可憐な花をつける。
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