ケント・ギルバート、末日聖徒イエス・キリスト教会(通称:モルモン教)の宣教師か弁護士と思っていたら、いつの間にかこんな本を書く人になっていた。男子三日会わざれば、刮目して相まみえるべし(・・・刮目して以下は、見るべし、相待すべしいろいろある)。またしても三国志、これは呉王孫権の家臣、呂蒙、魯粛の逸話から出た言葉である。
こんな言葉を知っていると、昔からの知人に久しぶりに会って、『お前も変わらんなぁ』とか言われるとがっかりするものだが、まぁそれはいい。ケント・ギルバート氏は見事に変わっていた。WGIP:ウオー・ギルト・インフィメーション・プログラム(戦争についての罪悪感を日本人の心に植え付ける宣伝計画)を指摘すると、アメリカに帰れなくなるという忠告に、彼は『かまわない』と答えた(Wikipedia) ということに彼の覚悟を感じる。まさに刮目してである。
この中に、韓国の国技でオリンピックの正式種目となったテコンドーについての記述がある。『テコンドーは日本の松濤館空手から派生した・・・』発祥は1955年、チェ・ホンヒ(崔泓煕)という留学生が日本に留学中に学んだ空手に改良を加えた・・・。これがいつの間にか、空手は韓国が発祥の地で、そのおおもとの伝統あるテコンドーということでIOCに種目としての採用を申請したら、IOCの委員もすっかり信用して採用したらしい。
まぁそれも、日本統治時代に全ての文化を破壊されてということにされるのだろうか。最近李舜臣も担ぎ出されて、国を守る軍神として・・・儒教に軍人を神様とする考え方があるのかどうかは知らないが、この李舜臣を戦の神様として礼拝したのは、日露海戦に向かう日本海軍であって、李舜臣は李朝では目立ちすぎて冷遇されていたはずである。その歴史認識に真実はどこにあるのか。まぁ何を言っても無理は無理。最近の経済産業省とのやり取りも、韓国側は嘘をつき通そうとしている。10年嘘をつき続ければ、嘘も嘘ではなくなるらしいが・・・
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