2019年7月21日日曜日

サンマが野菜が高くなる。

 今度は『サンマ』。イワシ、サバ(魚へんにブルーと書くらしい)に続いて、ついにサンマも高級魚の仲間入り。めでたいことです。イカなんかは、とっくに高い物になっていて、庶民の味方ではなくなっている。考えてみると、青森県八戸市に住んでいたころは、バスの子供の初乗り料金とイカ1匹の値段が変わらないほどで、箱ごと買って、刺身にしたり、塩辛を作ったり、さらに残ったものは干していたのを覚えている。

 今年の夏は梅雨が長引き、日照時間が平年の2割前後、照らなくても照っても上がるのは夏野菜。雨が降りすぎても上がるし、降らなくても上がる。夏までの間、順調に生育した春野菜や初夏の野菜は安かったので、そろそろかなぁと思っていたら、やっぱり値段は上がり始めた。きゅうりは2~3割増し、茄子も高い。連れ高というのか、ハウス栽培の野菜も上がっている。上がらないのはモヤシくらいか。

 今から何年前になるのだろうか、米が不作で、タイから輸入したりして国産米の入手が難しくなったことがあって、その時に気付いたことがある。別に米を食べずに死んだ人はいない。サンマを食べて死んだ人がいるかどうかは知らないが、サンマを食べないことが原因で死んだ者はいない。ウナギもそうだ・・・野菜不足で栄養が一時的に偏ることはあっても、そのうち季節が廻れば野菜の値段も下がることはある。高いと思ったら買わなければいい。そんな人が増えれば、品物はだぶついて値段は下がる。


0 件のコメント:

コメントを投稿